「こんなに気持ち良く住めて、
こんなに環境の良い所に居てなんで旅行に行くの???」 って言われました。
【T様ご夫婦】 ご主人、奥様
【インタビュアー】 主任 羽山 昭彦、 【photo】 アシスタント 栗田 忍
■ 「最初は住むつもりはなかったんです。夜は前の家に帰って寝るつもり」
昭:「この家を建てようという、そもそものきっかけは何ですか?」
主:「始めはな、四畳半の掘っ立て小屋で良かったんだけど、だんだん大きくなって、、、」
昭:「元々のご自宅があって、はす向かいに、この土地を購入されたわけですよね」
奥:「そうです」
昭:「そこをどうしようかって、元々畑をやりたいって考えていて、あと駐車場をお作りになりたいとね。そこに小さな家を建てたいとね・・・」
奥:「それこそ、畑仕事して、子どもたちが集まった時にお茶が飲めるくらいのがあればいいなと思ってたら、トイレをわざわざ向こうに行くのは大変だからってゆうので、トイレもつけてくれって」
昭:「そうですよね」
主:「結局、トイレだけじゃなくて、ここで煮炊きや洗い物もするんじゃないかってお勝手もつけて」
昭:「そうでしたねぇ。キッチン付けて、最終的には、住める家になって計画が進みました」
主:「この部屋も、結局孫来ると全部で13人なんですよね。だから8帖じゃ小さいから10帖くらいにしようって」
奥:「家って不思議で、現役で働いてる時は、日が当たらないとか寒いとか、ただ家に帰って寝るだけ。昼間家にいることがなかったから寒さとか、冷えるとか関係なかったげど、退職したらこんなに(前の家が)寒いのか~とかそうゆうのがわかりました。それと、妹たちがこの家に来た時に「私こないだ旅行行ってきたの」って言ったら「こんなに気持ち良く住めてね、こんなに環境の良い所に居てなんで旅行に行くの?」って。「こんな家のつくりもすごく良いしすごくさっぱりしてるのに、旅行行くことない」って言われましたよ」
昭:「ハハハッ」
奥:「妹の1人は、住まいは ビルの4階なんだけど、このくらいの小さな家で良いから、こっちに家があったらな~、考えようかな~なんて言ってましたよ。いろんな人が見に来るけど、こんぐらいが良いよねって。あとひざを痛めてから、階段から2.3回落っこちてるんですよ」
昭:「え~!」
奥:「ここにいると、夜中トイレ行くんでも段差もないし、時計のうっすらの明かりだけで行けるんですよ。そうゆう意味では、歳とってからは大きい家って掃除も大変だから。あとは、普段1時間くらい歩くのは平気だけど、歳とってから階段下りるのがつらい。それがない平屋は、私は住みいいな~って思う。 最初は住むつもりはなかったんです。夜は前の家に帰って寝るつもり」
昭:「もともとは前にあった25坪くらいある2階屋に住み続けたまま、お客さんが来た時だけこちらで、、、」
奥:「昼間はこちらに居てね。夜は帰ろうかと思ってたんだけどね。だからね、まだ自分の中でも人生の計画が立ってなかったのもあるんですけど、今思うと、もうちょっと台所も広くして、大勢集まると大変。だから最近は大勢集まると紙皿にしちゃうの。調味料とかみんなこっち来ちゃうと もう向こう行かないのお勝手も。あっちでどんどんやった方が楽なのはわかってんだけど、その辺がね~。いや二人でいる分には快適なんですよ」
主:「だから最初はこんな計画なかったから、車買っちゃったりしちゃったから。買わなければもっと予算がさけたのに・・・」
奥:「駐車場だって あんなに広くて立派なのしないで、もっと安いのにできたわけでしょ。ああゆうのにお金かけたから まあ一生ものちゃ一生ものなんだけどただ私が思うのは私たち世代はこの住宅で十分ですよ」
昭:「この大きさで」
奥:「うん。この大きさで困ることがない。孫が1人来て一緒に寝ても狭くないし。歳を取ったらみんな見栄を張って大きな家にするけど、あれはいらない(笑)。それと、私も主人も介護したから・・・」
昭:「あぁ、おじいちゃん、おばあちゃんですね」
奥:「おじいちゃん、おばあちゃんのとこは、自分の家の中も歩けなかった。雪見障子のガラスに転んで突っ込んだり、2人共2階でベットで寝てたけど、階段も急で這って上り降りしてたりしてましたもん。あれを見たら 水まわりは、みんなそばじゃないと使い勝手が悪いし・・・今のお風呂はすぐ沸かなかったし。介護しなければそんな考えなかったね、自分達が動けるから。介護してみて贅沢だけど、平屋の家が良いなって思うね」
昭:「うんうんうん」
主:「そんなの、みんな思ってると思うよ(笑)」
昭:「アハハハハ」
奥:「“こびとの家”だってみんな言うけど、“こびとの家”は使い勝手良いですよ!」
昭:「うんうんうん」
奥:「だって、掃除だって15分もあればきれいになっちゃうしねえ。それと、この家に越してから思ったのは、物は増やさない。それこそエコな生活してたらいつも片付いていられる。大きければ、大きいだけ物は買ってきますよ。この家にはタンスも一本もないですもんね。だからいかに贅沢に物を捨ててたなってね」
昭:「なるほど」
主:「入れ物(クローゼット)もこういうのがいいやね」
昭:「やはり、作り付けでね。余計なものが出っ張らないってゆうね」
主:「そうそう。こういうのは便利ですよ。隠れるし」
昭:「それ以外置いてらっしゃらないですもんね」
奥:「ただ、私もう一つは着物ね。母の所はクローゼットの中に桐のタンスが作り付けになってたの。でも、今まだ元気だから出歩けるけど、後10年もしたらそんなにいらなくなるのかなって」
■「特に断熱がどうとか、そうゆうのはなかった」
昭:「お話、盛り上がっているところ申し訳ないのですが、このあともいろいろ質問がありまして・・・」
主・奥:「あぁ、はいどうぞぉ」
昭:「どんな家が理想でしたか?これは、お孫さんたちが集まった時にくつろげる家って言う構想がありましたよね。だから、特に断熱がどうとか、そうゆうのはなかったんですよね」
主:「そうそうそう。最初はね」
奥:「縁側があって、お茶が沸せれば良いって、最初の希望はね」
昭:「そういう所から、スタートしたわけですよね。家を建てる前に悩んでた事ってあります?最初は、お二人の中でもまとまってなくて、息子さんも一緒に話したりして、その中で二転三転しましたよね」
奥:「私は、向こうに家があるのに駄なものかなって感覚はありましたよ。男の人って、退職したら畑仕事したいとか浪漫があってね。女の人は現実を考えますよね。最初は無駄だと思ったけど、住み始めるとね。体にも良いし、あの寒い家には帰りたくないですもん。
主:「お風呂もね」
奥:「(前の)お風呂も寒いですよ、タイルだしね」
昭:「そうそう、最初奥さんは『とにかく安く』っておっしゃってましたよね」
奥:「私はね、海外旅行の夢が“この家”になっちゃったんですよ。 でも良く出来てて、だんだん足も思うようにいかなくなってくると、やっぱりこの家で良かったのかなとか思いますよ」
昭:「さっき妹さんが言ってくれたことにつながるんですね。『旅行なんか行かなくったて良いじゃない?』 って」
奥:「末っ子の妹ね。4階に住んでるんだけど、こうゆう家に住みたいって」
昭:「そうですか」
■他の会社さんは考えませんでした。今、羽山さんに聞かれなければ、気づかなかった。」
さあ そうしましたら、次は「羽山工務店に声をかけた理由」をお聞かせください。
主:「息子がねぇ、お世話になりました」
昭:「いえいえ。息子さんのお宅をお世話させていただいたご縁からですね。最初6月頃に息子さんの所に行ったときにお話を頂きました」
奥:「誕生日点検の時かなんかじゃなかった?」
昭:「そうでしたね。住まいの誕生日点検で、息子さんの所に伺って最後にお茶を飲んでる時に「実は、お父さんが土地を買うかもしれなくて、もしかしたら羽山さんのとこに話が来るかもしれない」ってそのくらいのお話だったんですよね。「そうですか」って言って、しばらくしてから息子さんからお電話があって、「一回 お父さんの所に、お話しに来てくれないか」ってことでしたね」
奥:「親から相続した土地を減らしちゃったことはやっぱり気持ちのどこかにあったのと、あと子そもたちにもしお母さんたちが介護が必要にっても、府中じゃ通えないよって言われたのと、子供や孫たちみんなが集まった時に、駐車場がないってゆうことから始まったのね。最初からね・・・この土地があれば、府中にあった植木もみんな持ってこれたのに」
主 :「もう何しろバタバタだったもの。もう買い手が付いちゃって」
昭:「府中のご実家の土地を売られた時の話ですね。早いですよね。決まっちゃうとね」
奥:「羽山さんと会ったのは、夏くらいでしたっけ?」
昭:「そうです。7、8月くらい。で先ほどの“他の会社さん”ていうのは考えませんでしたか?」
主:「全然考えなかったね」
奥:「フフフ。そういえば、今気が付けばそうだけど。私のいとこが、工務店にお嫁に行ってるんだけど」
昭:「ええ~~!」
奥:「学生時代は休みによく手伝いに行ったこともあるのよ。でもそうゆう気はなかったね。『やっぱり頼むのは羽山さんだろうな~』って思ってましたね」
昭:「どうしてでしょうか?」
奥:「娘のところもお願いしたじゃない?」
昭:「はい。リフォームをさせて頂きました」
奥:「他社に聞くって考えもしなかったね。ハハハ。今羽山さんに聞かれなければ、気づかなかったね」
昭:「ありがたいお話です」
主:「息子がお世話になったんなら、、、」
奥:「じゃあ声かけてくれるってねえ~。四畳半くらいの“ほったて小屋”でいいよね~なんて言ってたのよね」
■息子も来ると、この家暖かくて良いって、夏になると涼しいよなこの家はって。
主:「物置は良いよな」
昭:「そうですよね。物置はちゃんとつけて頂いて」
奥:「それと、私一番良いのはこのウッドデッキ。お勝手のところの出窓も良い。あれがないと物も置けないしね」
昭:「はい。出来なくはないんですよ。住むつもりだったらそうなりますよね」
奥:「でも、仮にお金がなんとかなっても、もうこれで良いのかなって。自分が動けて、暮らせるってなると、あと10年か15年てなると、もうこれで良いなって思いましたね。それとこの天井の高さ」
昭:「天井は高くとりましたよね」
奥:「だから、すんごい気持ちいいですよ。息子も来ると、この家暖かくて良いって、夏になると涼しいよなこの家はって。暖房も昼間あんまり使わなかったね」
主:「昼間使わない。暖まったらもう消しちゃうもん。夜だって1時間くらいか・・・」
奥:「みんなに会うと健康そうだよなって言われるよ(笑)。真っ黒に日焼けして。人間て環境なのよね。この家が無くて、畑だけやってたってつまんないと思う。そこの縁側でお茶飲んで。近所付き合いもあって、働いてる時はなかったもんね。みんな この家はどんな人が住んでるって気になるみたい。改めて羽山さんに聞かれたけど、よそに頼もうなんて気持ちなかったね」
昭:「ありがたいお話ですね~」
主:「バタバタ~っと決まっちゃったから。決まる前が長ければ、どっか色々聞いてみたりして見るかもしれないけどさ・・・」
奥:「こういうことって縁なのかなって」
昭:「ありがとうございます。良い所をいっぱい言っていただきましたが、逆に『こうしておけば良かったところ』をお教えください」
奥:「玄関がもっと大きくて、下駄箱が置ければいいなって、それだけです」
主:「最初はね、全然狭いと思わなかったの」
奥:「こないだ 初めて甥っ子が来た時「もうちょっと 何で玄関大きくしなかったの?」って言うから」
主:「だけど、玄関もう半間出てもなんかおかしいもんね」
昭:「そうすると、欲が出て向こうも広げようかってね」
主:「そうなんだよね」
昭:「設計の先生が、玄関広いけど部屋が狭くなるパターンも描いてくれて、ご主人にお見せしたらやっぱり 玄関狭いパターンの方が良かったんですよね」
主:「それからさ、玄関のドアをもっと豪華に。あの時は小屋だからさ」
昭:「なるべく安く。安くね。そう(笑)」
主:「今から考えりゃ2~3万違うだけなら・・・」
奥:「結局ね、どうせ耐熱入れてやるんなら玄関もうちょっと手間かけちゃえば良かった。その時じゃないと人間てかけられないのね。不思議だよね」
昭:「他になかったでしたっけ?」
主:「やっぱり金額を抑えようとしちゃったから、トイレもなんかチャチみたいな」
奥:「それは言える」
主:「だってさ、座るとギシギシ~なんて音がするんだぜ」
奥:「もうちょっと我慢して暮らせるようになればね」
主:「お風呂は良いね」
奥:「あとは、やっぱり長く暮らすんだったらキッチンをもうちょっと良いのにしとけば良かったぁ。みんながここに集まるんだから」
昭:「そうですね」
主:「だからやっぱり、最初に住むつもりもなくて、金額抑えちゃったから最初が肝心だね」
昭:「結論は、住むつもりじゃなかったからってことですよね」
奥:「考えればね。トイレとかキッチンとかは取り替えればね。玄関を広くするってゆうのは大変だけど」
昭:「広げるのは大変だけど、便座はねぇ はめるタイプなんで、どうしてもそうゆう感じなんですよ。後で見てみますけど、一体型だとそうゆうことはないですね」
主:「あと良いのは引戸だね」
昭:「全部引戸にしましたね」
奥:「みんな褒めるわよ。『これおしゃれね』って」
昭:「引き戸の考え方は、社長(現会長)譲りなんですけど、なるべく引戸ってゆうやり方してますね。設計する場合、お客様が嫌じゃなければ。だって、こうやって後ろに物が置けたりとか、広く使えますから」
奥:「そうだよね。これだってドアだったら大変だよね~」
昭:「そうなんですよ。出来る限りはね。広さの関係で出来ない所も、もちろんあるんですけど」
奥:「全部開けておけるんです。風も通りますしね」
主:「それとあともう一つ。そこに手すりがな」
奥:「あ~、玄関の横に手すりが欲しいかな」
昭:「玄関の横ですか?」
主:「うん。あればね。それとやっぱ手が触るから白がね~」
昭:「壁紙ですか?」
奥:「だから『こっち(ウッドデッキ)から上がんなさい』って」
主:「だから木かなんかを、半分くらいこうゆうふうに(下半分)」
昭:「腰壁ですね。木のもありますね」
奥:「私はこの白さが好き。明るいから」
昭:「それこそ、後からでもできますからね」
主:「それからもう一つは、玄関の床だね」
昭:「タイル?」
主:「そうそうそう!タイル。あれが汚れちゃうんだよね」
昭:「あ~汚れが・・・」
主:「ふつうの家庭だったら土がないじゃない」
昭:「あ~そうですね。周りが土(畑)ですからね(笑)」
主:「家はもう、畑仕事なんかしてこっち(玄関)入ったりなんかすると(笑)」
奥:「デッキブラシなんかでこすっても、意外と泥って落ちないのね」
昭:「そうですか~」
主:「最初はわからないもん」
奥:「でも滑りが悪いから、転ぶ心配はないの(笑)」
昭:「そう。そっち優先なんですよねえ(笑)」
主:「あと、こっちに手すりがあればさ、だんだん歳いくとやっぱさ、ふらつくじゃない」
奥:「ふらつくって(笑)」
主:「縦の手すりだけじゃ用が足りないもん」
昭:「うんうん。多分つけられると思いますよ。 では、本題に戻りまして、、、改めて、どうしてこっちに住むことになったんですか?12月の末にお引き渡ししましたよね」
奥:「私、1月中頃まで仕事してましたから、夜はあっちで寝てたんですよ。朝はここって音がないんですよ。音がないって、シャッター閉めて、全部きちんと戸締りすると、静かなんですよ」
昭:「周りの音が聞こえないということですね」
奥:「そう、だから朝起きれないと嫌だから、向こうで寝てました。でも仕事辞めたら、こんな暖かいの捨ててまで向こうで寝るなんて考えられない」
主:「地震があった時おっかないもんね。二階屋はね」
奥:「私主人よりも、地震に敏感なんですよ。でもここに来て私1回も地震感じてないんですよ」
昭:「本当ですか?」
主:「揺れない。ここんとこ 地震も少なくなってきたけどね」
奥:「それにしても 揺れないです。それと今は窓開けるけど、冬の間は閉めてると外の音がしないよね」
昭:「あ~あこの1間半幅の」
主:「これは良いよ~」
奥:「明るいですよ~」
主:「明るいよ~。冬はそれだけ陽が入るじゃない」
■そんなんがあるとは知らなかったからさ
昭:「話が戻りますけど、僕がショールームで説明した暖かい家って 頭の片隅にありました?その前から知ってましたか?」
主・奥:「いや~知らないよ~」
主:「ふつうだったら、ほら、ガラスウールみたいな」
昭:「あ~綿の断熱材を」
主:「綿を充填してさ、それしか考えてなかったからさ。そんなんがあるとは知らなかったからさ」
昭:「知らなかったですか?」
主:「断熱材なんてゆうのはね」
奥:「主人はA型だから 旅行でも車でもなんでもパンフレットもらって先に調べる方だけど」
昭:「そうですよね、ご主人」
奥:「家に関しては 羽山さんから提案されるだけで、あと何にも知らないからねえ」
主:「別にどこ見に行くわけでもないしね」
昭:「ハハハ。本当にありがたいお話で」
奥:「最初ね 暖かい素材(断熱材)入れるのだって、息子に言ったら「えっ」て息子もビックリしてたけどねえ」
昭:「息子さんも 家建てる時にこれ(断熱材)どうですか? 暖かい家どうですか?って 完成した家、見に来てもらったりしました。たしか その時ご主人も一緒に来てくれたかもしれない」
主:「あ~俺?行ったよ」
昭:「そう。でも予算が…って諦めましたから、息子さんは。 で、なんでこうなちゃったかというと。ショールームにお風呂見に行った時」
奥:「そうよ。ショールームで2人でお風呂入ったんだから。ハハハ」
昭:「ハハハ。お風呂見に行って、こんなのあるんですよって 説明したんですよね」
奥:「そう。営業の人が ちょうどみえてて」
昭:「スーパーウォール担当の堰代(セキシロ)さん」
奥:「だけど 今回のことだって耐熱材ってゆうの?なんてゆうか知らないけど」
昭:「スーパーウォールのことですか」
奥:「そんなの入れるなんて 私に相談も何にもなく。男の人ってこうゆう時の買い方ってすごいなって」
昭:「はい、潔くお返事いただきました!
奥:「そう。そうゆう即決は女の人が出来ない部分かな~って。だってその日の生活があるでしょ~。
昭:「じゃあ 最後に羽山工務店を選んで頂いたわけですけど、他の人で羽山工務店で家を建てたら良いんじゃないかなぁ というのはどんな人だと思いますか?」
奥:「やっぱりこだわりってあるんだよね。建売じゃ嫌だってゆうような人」
主:「そりゃぁ注文建築ならね、間取りだって自由にできるし」
昭:「これから建てる人にアドバイスありますか?こうした方がいいですよ~って」
奥:「やっぱり私達は素人だから 大工さんと話して、ねばる部分では、自分達で納得するなり見るなりして」
主:「ショールームとか 建てる人も勉強しないとね。あと建ててから ああしとけば良かった~ってゆうのは出てくるからね」
奥:「だから、私が思うのはね。人によって 住んでる環境とか生き方も違うから一概には言えないんだよね」
主:「そりゃそうだよ」
昭:「うんうん」
奥:「だから、こんな広い一部屋だったら、小っちゃくても良いから二部屋欲しいって人もいるだろうしね」
昭:「まあ中にはいらっしゃいますよね」
奥:「私達二人とも唄習ってるから、練習したい時は洗面所のとこに、座布団とラジカセ持ってって唄ってる時ありますよ」
主:「二か所戸があるから聞こえないんですよ」
昭:「あ~そうですか」
奥:「だから一部屋といっても 洗面所も、トイレもそれなりの大きさがあるから」
昭:「うんうん」
奥:「それと 音が漏れないよね。音が漏れないっていうのが良い」
主:「家のフェンスの所に 「羽山工務店」てさ、宣伝出したら」
昭:「えっ 良いんですか?」
奥:「どうぞ~
主:「どうぞって。ねえ 宣伝だよね」
奥:「なにしろ 私が思うことは よく話し合うことね。知り合いの人がお店の上にリフォームして住んでるんですけど、うるさいくらい その人が来たって 「どの壁紙にしようか?なんにしようか」って、今の大工さんはそうやって来るんだよなって 話したけど、街の大工さんの方が 細かくやってくれるよなって」
主:「まあなあ 作る人は 1円でも安くって良い物をって言うわなあ」
昭:「そうですねぇ」
主:「難しいやね」
奥:「でも 私思うのは、よく「まけろ」って言う人いるけど、材料でも盗んで持ってくるわけじゃないしね。この人のお父さんがよく言ってたのは、それは物にかかてる値段なんだから そんなに物はね安く出来るわけはないんだよって。だから うんとまけてくれるところってゆううのは 私達のわからないところで、なんかあるんだろうなぁって。前にちょっとあった時に、自分でも思ったけど、兄に言われたのは なんで地元の工務店に相談しないんだって。流し(飛び込み)は家に上げるなって」
昭:「その通りで・・・、お兄さんも言い事言ってくれれてありがたいです」
奥:「だから これから家を建てる人は 細かいこと言える、なんてゆうのかな なんかあったら すぐ来てくれる。電気やさんだって、電球1個だって 思うようにならないと、すぐ来てくれるのがありがたい。 お父さんやお母さんの年齢になるとね」
昭:「そうそうそう!」
奥:「街の(お店の)人って、ちゃんとケアしてくれるのよね」
主:「ただね 説明書置いてかれても一回も見てない。だから 引渡し式の時にね、各部の人がね こうですよって説明してくれればね」
奥:「興味ない人は読まないもんね」
昭:「ええ。それはご意見としていただき、検討してみます。確かに、あったら良かったですよね」
主:「いや 若い人なら構わないよ」
奥:「建てるのは みんなもっと若い人たちよ~(笑)」