トラウマ

こんにちは、中尾です。

新学年がスタートしましたね。
この春、ご入園ご入学をお迎えの皆様おめでとうございます。

昨日の帰り道、つい数週間前まで小学生だった子たちが新しい制服に
身を包み小学校の校庭に集まっていました。
先生や友達に会いに来たのかな。
なんだかほっこりして私まで幸せな気持ちに包まれて帰宅しました。

そんなほのぼのとした場面に遭遇する前、私はトラウマについて考えていました。

私が小学生のころ、母は二輪自転車に乗れないので三輪車の後ろカゴに私を乗せてスーパーに買い物に行くことが度々ありました。
帰りには前カゴに入りきらなかった荷物を抱えて後ろカゴに乗りこみます。

当時住んでいた家はガソリンスタンドの裏にあり、母はいつもその敷地を三輪車で横切っていました。
子どもながらに三輪車の後ろカゴに乗っている姿をガソリンスタンドのお兄さんに見られるのが恥ずかしくて荷物に顔をうずめて隠れていました。(実際は全く隠れられてないですね)

この日も母は私と荷物を三輪車に乗せ、意気揚々とガソリンスタンドを横切りました。
次の瞬間、車輪がガソリンスタンドの溝にはまり、私は勢いよくカゴから放り出されました。

は…恥ずかしいっッ…!!

お兄さんたちを見ないように、急いで周りに転がった大根とリンゴを拾ったのを覚えています。

それからというもの、私は自転車で段差や溝を横切るのが怖くなってしまいました。
いい歳になったので、勿論横切ることもあるのですがどこの段差や溝で横切るかはかなり迷います。

昨日の帰り道も車道から歩道に上がる時に勇気を出しで段差を横切りました。
ドキドキのち ほっ
これ、ほんとです。
転ばなくてよかったーーー!!!
て心の中で叫んでます。

これって私のトラウマだな、と思ったのでした。